大阪の起業家
バイオ・再生プラ製品開発を促進！マッチングプラットフォーム『エコプラ・ワールド』
株式会社関西ユアイノベーションパートナー 代表取締役社長
酒井 勇輝 氏
これまでのキャリアを通じてプラスチック業界に深く関わってきました。その中で、プラスチックが与える環境について問題視されるようになり、「環境悪」という見方を解決したいと思ったのが『エコプラ・ワールド』着想のきっかけでした。身の回りにはアパレルから、日用品、電気部品、半導体等にまでプラスチックが使われているため、生活には欠かせない存在です。一方、石油由来のプラスチックは、枯渇資源であることやCO2から将来に向けて削減していかなければなりません。その解決策として、まずは日本で開発が進んでいないエコプラスチックの製品開発を加速させるエコシステムを作る必要があると強く感じました。エコプラ・ワールドでは、材料製造・樹脂成形／金型・販売といった各企業をマッチングさせ、プラスチック関連企業が持つ課題を解決し、SDGsにも貢献していきます！
- 起業家紹介
酒井 勇輝（さかい ゆうき） 株式会社関西ユアイノベーションパートナー 代表取締役社長
2015年 9月～ 会社名：株式会社ユーシン精機
業務内容：東アジア諸国におけるプラスチック射出成形用プラスチック取出ロボット及び自動機等の付帯設備をシステムとして販売。技術営業。2018年12月 海外出向：有信精机貿易(深セン)有限公司(2017年12月～2018年12月)
業務内容：中国広東省エリアにおいて、欧米、香港、日系、中国ローカル系企業向けにプラスチック射出成形用プラスチック取出ロボット及び自動機等の付帯設備をシステムとして販売。技術営業。上記キャリアにおいて、本事業内容のコアであるプラスチックに関する特性、製造ノウハウを取得。
2022年9月～2022年12月 前職を退職後、法人設立までの間、パートナー企業(材料、金型、成形)及び完成品メーカーへの潜在ニーズ調査を行い、アナログベースでのエコプラスチック製品開発BtoBマッチングサービス(エコプラ・ワールド)のプロトタイプを開発。
2023年 1月～ アナログ型バイオ・再生プラ製品開発BtoBマッチングサービス「エコプラ・ワールド」のサービス開始。
- 起業のきっかけ
関西を本当の意味でイノベーション溢れる地域にしたい。その想いから2023年1月6日、弊社は誕生致しました。私は学生時代のシリコンバレー視察やサラリーマン時代の中国深セン赴任の経験から、両イノベーション・シティで働く人々が持っている力とイノベーションが生まれ続ける活発な環境に感銘を受けました。
特に深センでの赴任期間が終わり、帰国後、地元である東大阪に帰ると、漠然とした“活気のなさ”に寂しさを感じました。
東大阪を中心として地元関西は好きだけれど、その地元が衰退していくことはとても悲しい。そして皆危機感はあるのだけれど行動に移す人がいない。
「誰もおこなわないのであれば、自分で変えてみせる。」
その想いから起業を決意しました。
- 起業までの道のり
技術革新をしただけでは、イノベーションとは呼べません。製品やサービスを開発し、それを普及し、世の中に受け入れられることで初めてイノベーションと呼ばれます。弊社のサービス『エコプラ・ワールド』に関しても、サービスローンチ後に関西を中心として日本全土、最終的には世界中でも受け入れられるようなデジタルプラットフォームに育てたいと思います。
- 支援機関名