HOME ⁄ 大阪の起業家 ⁄ アートで心を豊かにする!まちを彩るミューラル(壁画)事業の展開

大阪の起業家

アートで心を豊かにする!まちを彩るミューラル(壁画)事業の展開

2023/07/18

WALL SHARE株式会社 代表取締役CEO

川添 孝信氏

世界のアート市場に対して、数%のシェアに留まる日本。日本でのアートはどこか難しく、遠い存在になっているのではないでしょうか。その課題に対して、まずはアートに触れるきっかけが必要だと考えています。そこで、私たちは、まちを舞台にミューラル(壁画)を描き、子どもから大人まで誰もが気軽に触れるきっかけを創っています。そして、「企業、アーティスト、壁主(壁のオーナー)」を繋いだ独自のスキームでの展開や、まちづくりの一環としての参画するなどの方法を提案し、企業や行政において、社会やまちへ届ける新たなソリューションとして活用いただき、実績を積んできました。
日本では数少ないミューラルをプロデュースする企業として、気鋭のアーティスト、多様な業界の企業様と共に、アート業界に新たな価値を創っていきます!

HP:https://www.wallshare-inc.com/

起業家紹介

川添 孝信(かわぞえ たかのぶ) WALL SHARE株式会社 代表取締役CEO

1990年神戸生まれ。
学生時代より日本語のラップをきっかけにストリートカルチャーに親しむ。
大阪体育大学卒業後、フォルクスワーゲンの新車営業にて全国セールス販売賞を3度受賞。
その後、クラウドワークスにて従事し、ワンエイティーを共同創業。
「日本にミューラルをもっと増したい」という思いから、2020年4月にWALL SHARE株式会社を設立。
全国各地で手がけたミューラルは100点を超える。

今後の思い

世界のアート市場が約9兆円あるのに対して、数%未満に留まる日本。私たちは、「アート後進国」になってしまった日本のこの現状を、一つの社会問題と捉えています。
アートと聞くと「難しそう、よく分からない」という声を聞くことが多く、残念でなりません。本来アートは、誰にとっても身近であるはずですが、今の日本の状況下では美術館に行ったり、絵を買ったりなどはまだ敷居が高い状態になっています。
その状況において、まず、アートに触れるキッカケが必要と考えており、まちの壁に直接描く「ミューラル(壁画)」を通じて子どもから大人まで、誰にとっても届きやすい形でアートを届けていきたいと思いました。
実際、いつもミューラルを描く時は、多くの人が足を止めて、アーティストが壁に向かって描く姿を見てくれます。
アートが出来上がっていくプロセスを見た子ども達は何を感じるのでしょうか。
アーティストが持つ、独自の視点やオリジナルを追求する探究心は、人々に気づきを与えてくれます。
アートの素晴らしい価値を届け続けるために、人生を懸けてミューラルを増やしていきます。

支援機関名