大阪の起業家
SIMを活用した訪日外国人向け広告プラットフォーム事業
株式会社トラベルテックラボ 代表取締役
芝先 恵介氏
訪日外国人が最も困っているのは通信インフラです。そこで私たちはどこでもつながるプリペイドSIM「traveltech
SIM」および専用アプリにて日本各地の観光情報を提供する「traveltech spot」というサービスを展開します。
それにより訪日外国人はスマホで観光情報がいつでも閲覧でき、観光地では訪日外国人を店舗に誘客できる広告プラットフォームを構築し、今後の地域観光資源の開発および日本の観光立国を目指します。
- 大阪起業家スタートアッパービジネスプランコンテスト受賞プラン
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SIMを活用した訪日外国人向け広告プラットフォーム事業
サポーター賞:近畿大阪銀行特別大賞、阪急電鉄賞、梅ヶ枝中央会計賞、フューチャーベンチャーキャピタル賞、SKC船場経済倶楽部賞
先輩起業家賞:未来電子テクノロジー賞訪日外国人が最も困っているのは通信インフラです。そこで私たちはどこでもつながるプリペイドSIM「traveltech SIM」および専用アプリにて日本各地の観光情報を提供する「traveltech spot」というサービスを展開します。それにより訪日外国人はスマホで観光情報がいつでも閲覧でき、観光地では訪日外国人を店舗に誘客できる広告プラットフォームを構築し、今後の地域観光資源の開発および日本の観光立国を目指します。
- 起業家紹介
芝先 恵介(しばさき けいすけ) 株式会社トラベルテックラボ 代表取締役
1974年、大阪市に生まれる。
大学を卒業後、外資系業務ソフト会社を退職し、仲間3名と2002年8月にITベンチャーを起業。
いわゆるクラウドソーシングサイトを立ち上げたが、仕事の登録がなくサービスマネタイズ失敗。
ラーメン代稼ぎに受託システム開発・デザイン、事業コンサルを行ったところ、それがあたる。
2013年10月同社退任。その後フリーになるも友人に誘われ株式会社アドベン代表に。IoTコンサル、IoTプロトタイピングを行う。
その後、2016年4月にインバウンド向けビジネスに特化した株式会社トラベルテックラボを創業。
現在はアドベン、トラベルテックラボの代表を兼務しながら、事業・IoT・ウェブなどのコンサル、専門学校等で経営戦略などの講師を行う。
グロービス経営大学院 経営学修士(MBA)。
- 起業のきっかけ
学生時代からクラス代表や委員長など率先して行っており、メンバーをまとめて何か行って達成した時に全員で喜ぶ楽しさを知りました。
その時に「これを仕事にできれば!」と思い、イベント会社で起業したいと思ったのがきっかけです。
- 起業までの道のり
社会人大学院での学びの中で、同じ志を持つ当社CMOの大森と出会う。それがきっかけで様々なスタートアップを企画してはピボットを繰り返し、約2年。2年間で3Dプリンターや、薬剤、アパレルなどのビジネスを考え、取り組んでみるも上手くいかず・・・。
今回のビジネスアイデアを形にして、2016年4月に株式会社トラベルテックラボを創業しました。ちなみに大阪スタートアッパーでは過去3回も毎回違うプランで提出しましたが、決勝に進めず。今回4度目で初の決勝進出が、できたいへん嬉しく思っています。
- 今後の思い
「観光地だけでなく本当の”日本”を知ってもらいたい」
はじめての訪日外国人観光客は、東京-大阪間の“ゴールデンルート”である観光地を訪問します。
しかし2回目以降の訪問では、観光地ではなく日本の伝統・文化や、日常生活など本当の“日本”を知りたい・楽しみたいとやってきます。
その際に課題となっているのが、通信インフラと“ゴールデンルート”以外の情報です。実際、観光庁の調査によると、訪日外国人観光客の37%が通信環境を不満点としてあげています。
また、訪日前に日本を調査する媒体として最も多いのは、その国の人が書いた「個人のブログ」であり、観光庁やその他在日企業からの情報が伝わっていないのが現状です。
そこで私たちは、訪日外国人観光客の旅行体験を向上させるため、高品質で低価格なインフラと、各地域の口コミ情報や便利ツールを提供します。そうすることで、2回3回とリピート訪問する訪日外国人観光客を増やし、観光産業を日本の主要産業にしていきます。
日本の将来は、“日本“というコンテンツを活かした観光産業の振興にかかっており、その振興の支援をしていきます。
- 支援機関名