HOME ⁄ 大阪の起業家 ⁄ 発達障がい者向け「TOMONI」アプリを基軸にした、障がい者就労支援施設のIT化を支援する「TOMONI」プロジェクト

大阪の起業家

発達障がい者向け「TOMONI」アプリを基軸にした、障がい者就労支援施設のIT化を支援する「TOMONI」プロジェクト

2015/12/21

株式会社トライン 代表取締役

下坂 清周氏

発達障がいなどの障がい者と支援者のコミュニケーションギャップ、そしてITギャップを埋めるための「TOMONI」アプリを開発。「TOMONI」アプリを基軸として、ブラシュアップ(iOSアプリ化)して障がい者により使いやすいツールとして無料提供しながら、障がい者が利用する支援施設に対してWebサイト構築・グループウェア導入などで収益を確保し、社会平等参加をめざす事業して「一億総活躍時代」の一助となることに挑戦していきます。

 

トラインサイト:http://www.trein.jp

TOMONI紹介サイト:https://e-tomoni.jp/

TOMONIアプリサイト:https://e-tomoni.com/

大阪起業家スタートアッパービジネスプランコンテスト受賞プラン

発達障がい者向け「TOMONI」アプリを基軸にした、障がい者就労支援施設のIT化を支援する「TOMONI」プロジェクト

サポーター賞:近畿大阪銀行特別賞

発達障がいなどの障がい者と支援者のコミュニケーションギャップ、そしてITギャップを埋めるための「TOMONI」アプリを開発。「TOMONI」アプリを基軸として、ブラシュアップ(iOSアプリ化)して障がい者により使いやすいツールとして無料提供しながら、障がい者が利用する支援施設に対してWebサイト構築・グループウェア導入などで収益確保して、社会平等参加をめざす事業して「一億総活躍時代」の一助となりたいと思います。

起業家紹介

下坂 清周(しもさか きよかね) 株式会社トライン 代表取締役

1969年9月山口県下関市生まれ。

出版社、広告代理店勤務後に、1999年9月、大阪市内IT制作会社の役員に就任。

以後、銀行案件など各種Webサイト大型プロジェクトのマネージャーを手掛ける。またeラーニングコンテンツも数百本作成するなど、15年にわたりIT業界の一線で働く。

2014年2月、株式会社トライン設立。代表取締役就任。平成25年度創業補助金にて「TOMONI」アプリ開発。

2015年10月、一般社団法人あいともに設立。代表理事就任。発達障がい者向けのIT支援プロジェクトをスタート。大阪府障がい者ITサポータとして各施設とタイアップ。

 

起業のきっかけ

発達障がい者に対してITスキルで支援できないかと考えたことがきっかけとなりました。

「障害者総合支援法」により障がい者の社会進出は始まっています。その中で、発達障がいについては、社会的認知が十分になされているとは言えず、職場などで「コミュニケーションが取れない」「周りの理解が得られない」「職場で孤立する」「空気の読めないやつだといわれる」などして、最終的にはうつ病や依存症などを発症して退職を余儀なくされて、社会不適格者(ニートひきこもり)になってしまうケースがあるのが現状です。これらを是正するため、障がい者自身だけでなく、支援者にも役立ってもらえるようなITツールを作成するべく起業しました。

起業までの道のり

起業後、既存の法人企業WebサイトなどITビジネスを広げて、Webサイト制作、システム構築、アプリ開発でスキルアップを続けてきました。そのスキルをもって、障がい者自立支援をIT企業としてアプローチ開始。さまざまな就労支援施設、臨床心理士や精神福祉士などの専門家スタッフの協力を得て、2015年秋「TOMONI」アプリをリリース。また施設向けのWebサイトやグループウェアリリースして、支援者労力等の軽減をお手伝いしていきます。

今後の思い

「(不意の事故などで)誰しもが障がい者になる可能性」をもっています。事故で耳や手足が不自由になったり、過労ストレスで精神的な障がいを負ったりと…。

そのようなとき、コミュニケーションをとる方法としては、IT技術は、なくてならないソリューションとなりうると確信。自らのITスキルと社会福祉の状況をみながら、ロボット技術・IOT技術促進などを鑑み、ソフトウェアの部分から、これら社会問題に支援貢献して、事業利益を確保にも取組み、企業をより大きくしていくことで、より大きく社会へ寄与していきたいと考えています。

支援機関名

公益財団法人大阪市都市型産業振興センター