大阪の起業家
低コストで手軽に腸内環境が測定できるインジカン検査の普及と生活改善アドバイスの提供
株式会社未病マーカー研究所 代表取締役
内田 景博氏
当社は、明るく健康な生活を求める方々に手軽でご負担の少ない尿検査を提供しています。
尿には老廃物の情報が含まれており、その情報を知ることで腸内環境の改善を行い、若さを保つことが可能となります。その為、日常生活の中で、時間や場所を選ばずに快適に採尿できる検査キットを準備し、最も有効な「尿中インジカン検査」を提供します。
この検査は短時間で検査結果が判明し、検査結果数値より、腸内環境の改善に向けたアドバイスや良好な食生活情報を提供し「腸快健康・生涯現役」に結びつく仕組みをご用意しています。
当社は「健康は世界共通のニーズ」との思いから、多様な業種との連携、様々な地域で事業展開を行い、健康寿命の延伸を世界に広めていきます。
- 起業家紹介
内田 景博(ウチダ カゲヒロ) 株式会社未病マーカー研究所代表取締役
1951年9月大阪生まれ 大阪市在住昭和50年 近畿大学薬学部卒後大阪大学蛋白研究所 研究生
昭和55年 国立循環器病センター臨床検査部血栓検査室 室長
平成 4年 株式会社ファルコバイオシステムズに転職 臨床検査副部長となる
平成13年 同社バイオサイエンス事業部長となり予防医学分野の研究開発を担当
平成19年 株式会社バイオマーカーサイエンスに出向し経営に参加
平成29年 株式会社バイオマーカーサイエンスの経営を6月に退任
平成29年8月に株式会社未病マーカー研究所を設立代表取締役 就任
上記のように、長年に亘り血液検査の開発と研究に携わり経験を積み重ねてきました。学位 :博士医学
免許 :薬剤師 臨床衛生検査技師※ビジネスプランコンテストでのプレゼンテーター
岡田 隆彦(オカダ タカヒコ) 株式会社未病マーカー研究所 取締役管理部長
1955年6月京都生まれ 京都市在住昭和54年 大学卒後株式会社 滋賀銀行に入行し、支店長職を経験、本部勤務では監査部にて営業店のリスク管理担当課長を経験する。
平成21年 滋賀銀行を退職し関係会社のレーク商事株式会社(生損保代理店)に入社。営業第2部理事部長(法人生命保険・リテール分野担当)
平成29年 6月に義兄内田の起業構想に感銘を受け会社設立と同時に取締役に就任
- 起業のきっかけ
代表者である私、内田自らががんに罹患し過酷ながん治療を経験したことから、未病と健康に対する意識が高まり。日常生活に直結した検査に活路を求め試行錯誤を重ねました。「腸は第2の脳」とまで言われることから腸内環境の重要性に着目し、血液検査でもなく、便検査でもなく、最終老廃物(インジカン)が検査できる尿検査を開発対象に定め、低価格で短時間に検査できる手法の開発に成功し、この尿検査を社会に広める思いから起業の思いを強く持ちました。
- 起業までの道のり
有効な検査手法の開発に成功はしました。
しかしながら、社長である内田の新たながんとの闘いや創業メンバー全員が60歳以上等、創業と同時に事業承継も課題に挙げるという異例な船出ですが、メンバー全員の社会貢献できる事業への熱い思いにより、起業への力が結集できました。
社会保障費の負担増加から健康寿命の延伸が社会的ニーズとなっています。我社の「インジカン検査」は、日本未病システム学会において一定の評価を得られる等、健康社会の実現に貢献できる尿検査として着実な歩みを続けています。
- 今後の思い
当社の企業理念は、「一人一人の健康にいつも寄り添い、明るく活き活きとした社会づくりに貢献できる企業活動を行う」です。その為に、尿中インジカン検査を今以上に充実させると共に、第2、第3の有効な検査を開発し、健康社会育成に貢献していきます。
- 支援機関名