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大阪の起業家

新しいスタンダードを生み出したオファー型新卒採用サービス「Offer Box」の提供

2015/01/15

株式会社i-plug 代表取締役

中野 智哉氏

企業から学生に直接オファーする新卒マッチングサイト、「Offer Box」シリーズを運営。
数百名のエントリーから一人を採用するエントリー型ではなく、数十名の絞り込んだ学生にオファーを送り、ベストマッチングを創造する採用活動を企業へ提供。

学生は登録無料。学生が自分で書き込むプロフィールは詳細で、幼少期から大学時代まで何に取り組んできたかを記載でき、動画や画像などを使ってアピールすることもできる。

企業は1人採用時に広告費用を支払う成果報酬型か、一定額を支払う定額型を選択。大学名での検索や、属人検索も出来るなど、企業は望む人材を見い出しやすく、各企業の採用計画に合わせて利用することができる。

「Offer Box」シリーズには4サイト運営中。
・国内学生をターゲットにしたOffer Box
・日本にいながら世界中の日本人留学生とコンタクトできるOffer Box Global
・理系学生と企業をつなぐ新しい新卒採用インフラOffer Box Makers
・タフネスな学生アスリートと企業をつなげるOffer Box Athlete

2012年9月にサービスをリリースし、2015年1月段階にて登録企業数600社、登録学生数1万9000名(2016卒9000名)が利用中。

 

活動紹介

2013.11.30 大阪府主催大阪起業家スタートアッパービジネスプランコンテストで受賞しました
2014.2.3 「OfferBox Global」が経済産業局の新連携事業(経済産業大臣認定事業)に認定されました
2014.12 「OfferBox Makers」が地域人づくり事業(雇用拡大プロセス)「商工会等と連携した中堅・中小企業理系人材確保支援事業」の実施事業者として決定されました

 

 

大阪起業家スタートアッパービジネスプランコンテスト受賞プラン

日本人留学生のための就活インフラサービス「OfferBox Global」

グローバル社会で活躍したいと願い留学にチャレンジする日本人留学生。しかしその75%の学生は就職活動に不安を抱えております。弊社では、従来のエント リー型とは違い、企業から学生にオファーが来る仕組みを提供。「就活×IT」で日本人留学生と優良企業の架け橋となるインフラを創造し、海外で活躍する人 材の輩出に貢献したいと思います。

起業家紹介

中野 智哉(なかの ともや)

株式会社i-plug 代表取締役

1978年12月9日兵庫県生まれ。
株式会社インテリジェンス入社。求人広告市場で法人営業を担当後、採用面接や新人営業研修など人材採用・教育に関わる業務を経験。
在職中にグロービス経営大学院大学にて経営研究科経営を専攻し、2012年MBAを取得。スクールで出会った仲間3名で2012年4月18日に株式会社i-plugを設立。

 

起業のきっかけ

在学中の初めての就職活動に失敗。
大学卒業2ヶ月後に決まった会社はブラック企業。正社員になると同時に退職し、しばらくニート生活を送る日々が続いた。
再就職したのは株式会社インテリジェンス。求人広告市場で法人営業を担当。自信を失っていた自分に、丁寧に仕事を教えてくれる先輩のありがたさに奮起し、関西最下位から全国TOPクラスの月商1000万円を売り上げる全国屈指の営業マンとなった。
そこで、最初の就職先によって、成長できる人もいれば、自信を失ったりもするなど、今後の社会人生活において大切なものだと実感。また、同社にて新卒採用面接や新人営業研修など人材採用・教育に関わる業務を経験した。ちょうどリーマンショックで仕事もやや暇になったため、グロービスで単発講座を受講。受けていくうちに、経営について興味を持ち、起業のためにMBAを取ることを決意。

起業までの道のり

起業を決意し、経営者としての知識を身に付けるため、仕事と両立させながらビジネススクールに通う生活を2年間送る。平均3~4時間の睡眠時間でやり繰りしながら、2012年グロービス経営大学院大学経営研究科経営専攻修了(MBA)。スクールで出会った仲間3名で2012年4月18日に株式会社i-plugを設立。
今までの経験を活かし、この業界には精通したつもりで挑んだ人材紹介業での起業だったが、起業後20日で営業に苦戦。契約だけならノーリスクにもかかわらず、ことごとく断られた。このまま営業を続けても潰れるだけだとわずか20日間で実感。事業転換が必要と感じ、約2か月で100社の企業訪問をし、とことん就活の課題やニーズを聞き集めた。そこからできたのが、オファー型の新卒採用システムだった。企業が欲しいと思っていたシステムを開発したということもあり、訪問した企業の多くが登録企業となってくれた。

その後、登録企業及び学生数も順調に増え、オファー型のマッチング手法にニーズがあることを確信。新卒採用のスタンダードを目指します。

 

今後の思い

10年後、自分たちの子供が使うサービスを創造します!新卒市場にイノベーションを起こすことを目標にサービスを成長させていきます。

支援機関名

公益財団法人大阪市都市型産業振興センター 大阪産業創造館