HOME ⁄ 大阪の起業家 ⁄ 農作物を新加工技術で加工し付加価値を付けたオリジナル商品で、生産者、加工業者、消費者との繋がりを強化する新しい形の施設とシステムの構築

大阪の起業家

農作物を新加工技術で加工し付加価値を付けたオリジナル商品で、生産者、加工業者、消費者との繋がりを強化する新しい形の施設とシステムの構築

2016/12/16

開屋本舖株式会社 代表取締役

開田 早代氏

使い捨てが主流、見栄えの悪いものは流通に乗らなかったり、たたき売りされたり…。
私たちは、“MOTTAINAIからOISHIIを!OISHIIからLOVE”をスローガンに、そんな現代のMOTTAINAIに、農作物を新加工技術で加工し付加価値を付けることで、適正価格で流通させる取組みをしています。
日本の良き所、良き精神を守りながら、新しい考え、新しい技術、新しいサービスを沢山取り入れ、時代に合った事業プランを提案。
これにより、生産者(小規模)、加工業者、消費者との新しい繋がりを強化し、地域活性化に結び付ける新しい形の施設とシステムの構築を実現していきます。

HPURL:http://hirakiyahonpo.com/

起業家紹介

松田豆腐店の次女として生まれる。
小学校の3年の時に工場から出火、ほぼ全焼し豆腐店を廃業することになる。
デザイナーを目指し専門学校へ。準教員免許取得。
卒業と同時に結婚出産し、そのまま、結婚相手の経営している居酒屋を手伝う。
1998年 調理師免許取得。一坪スタートのたこ焼店経営。真空減圧フライヤーに出会い、ビビビッ!と直感で運命を感じる。
2013年、起業を決め、同時に真空減圧フライヤーを割賦で購入したことから、今回の事業の展開に至る。

 

起業のきっかけ

タイムロスで出るたこ焼の廃棄品(まだまだ食べれる商品)が「MOTTAINAI!」「なんとかしたい!」その思いから、加工方法を考えていた最中、まだメジャーではなかった加工技術真空減圧フライヤーに出会う。
たこ焼だけでなく、なんでも食品なら加工できる事を知り、世界のもったいないがなくなるのでは!!と、ドキドキ、ワクワクする。
そんな時に地元の農家さんから規格外商品や割れや形が悪いだけで安売りされている農作物が沢山ある事を聞き、加工して付加価値を付け販売することを考え、その上で生産者さんも潤い、消費者の方々も満足させることのできる流通システムが必要である事を実感し、起業を決意。

 

起業までの道のり

経営と言う所の知識もなく、大まかな計画だけで起業した上に、ベースにしていた店舗経営の売り上げが下がり…。
店舗経営ではなく、物販と言う初めての分野にも戸惑い、資金繰りに苦労しながらも、日々勉強。「新しいものを作り出す」「廃棄品、B級、C級品を生まれ変わらせる」事に色々な展開を考え出して実現する事にやりがいを感じております。

 

今後の思い

『世界のMOTTAINAIをなくそう!』
達成させるまでには、色々な壁が立ちはだかると思いますが、それを打ち破って前進する自信はあります。
今回の事業プランも全く新しい考えで、一つのシステムとして世界でも通用するはずとの思いで取り組んでいます。
それを実現させるために、今後乗り越えるであろう沢山の経験を身にまといながら、地域と共に、会社と共に成長し元気になっていく事が目標です。
生産者さんと消費者の皆さんと、地域の活性化への架け橋になり、“OISHIIからLOVE!”を世界に羽ばたかせます。

 

支援機関名