大阪の起業家
ゴルフ×観光で地域を活性化！訪日外国人向けゴルフツーリズムの予約サービス
株式会社Golfism 代表取締役
田畑 蓮 氏
私は、幼少期の頃からプロゴルファーをめざしていました。ゴルフは、世界的にも人気のスポーツであり、人と人をつなぐ素晴らしいコンテンツです。しかし、日本のゴルフ人口は減少傾向にあることから、経営不振に陥るゴルフ場も少なくありません。一方で、インバウンド需要の伸びから、日本の観光市場は中長期的に成長が期待されています。ただ、訪日外国人や旅行会社にとって、どこが良いゴルフ場なのかがわからないだけでなく、ゴルフクラブの輸送や交通手段の確保など事前準備に手間と時間がかかります。そこで、全国各地のゴルフ場情報とネットワークを活かし、訪日外国人向けゴルフツーリズムの予約サービス『Golf Travel』を立ち上げました。ゴルフ場の予約、送迎車の手配、ゴルフクラブやゴルフウェアのレンタルなどを一括で予約することを可能にし、利便性と体験価値の高いゴルフツーリズムを提供します。そうすることで、訪日外国人の地域分散や観光消費額の向上を行います。
ゴルフを通じて、人々の生活を豊かにするだけでなく、日本の経済成長に貢献します。
- 起業家紹介
田畑 蓮（たばた れん） 株式会社Golfism 代表取締役
幼少期の頃からゴルフを始め、プロゴルファーをめざす。
学生時代は、競技ゴルフに打ち込み、大阪府大会で優勝を経験。ベストスコアは67。
近畿大学附属高等学校に進学し、ゴルフ部で主将を務める。
プロゴルファーの夢を諦め、2020年4月に近畿大学に進学するも、コロナ禍によるオンライン授業の日々が退屈に感じて、起業を決意。
広告会社で取締役を務め、様々な業界の広告制作に4年間従事する。
2024年3月に近畿大学総合社会学部を卒業し、2024年に5月28日株式会社Golfismを設立。
- 起業のきっかけ
自分を育ててくれたゴルフに恩返しがしたいという強い想いで、事業構想を行いました。
日本のゴルフ場を中心にヒアリングを行った結果、日本のゴルフ人口は減少傾向にあり、日本のゴルフ市場も縮小傾向にあるということ、日本のゴルフ業界に活気がないことを痛感しました。
そこで、日本のゴルフ場を中心に、ゴルフ業界の活性化に貢献することを決意しました。
日本の観光市場においては、インバウンドの需要に伴い、オーバーツーリズムや人材不足などの課題が存在しています。
また、一人あたりの観光消費額の向上を狙う高単価な観光コンテンツが不足しています。
富裕層に人気のスポーツであるゴルフを観光と掛け算することに、事業化の可能性を感じました。
- 起業までの道のり
事業構想を行いながら、多くの起業家や投資家にプレゼンテーションを行いました。
市場が成熟しているゴルフ産業と発展途上の観光産業の課題をITで解決する事業内容に高い評価をいただいたことから、事業化を決意しました。
近畿大学在学中には、近畿大学のビジネスコンテストに出場し、複数賞を受賞しました。
その後、近畿大学のアクセラレーションプログラムに採択され、近畿大学発ベンチャーとして法人設立を行いました。
- 今後の思い
「ゴルフを通じて、人々の生活と社会の経済を豊かに」という経営理念で、ゴルフ業界の活性化だけでなく、日本の経済成長にも貢献します。
まずは、訪日外国人向けゴルフツーリズムの予約サービス「Golf Travel」を世界中のゴルファーから支持されるITプラットフォームに育てます。
将来の目標は、日本最大級の複合型ゴルフリゾートの開発・運営をすることです。
ゴルファーだけでなく、全ての人々の理想を追求した複合型ゴルフリゾートを創造します。
- 支援機関名