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大阪の起業家

食品工場の労働生産性を向上!人手作業の自動化にむけた完全サポート事業『FOOD TOWN』

2023/07/14

Robots Town株式会社 代表取締役社長

白坂 紳滋氏

当社は食品業界の自動化導入支援に特化したオンラインサービス『FOOD TOWN』を運営しており、年間100社を超える食品工場に訪問し自動化の提案を行っています。そして、導入した後の運用フォローまで行うことで、自動化を定着させ、職場全体の効率化をサポートしています。
当社のビジョンは「食品工場を働きたい職場No.1にする」です。そのためには、工場を自動化することで実現していけると考えています。単純作業を長時間続けることは、体力的にも精神的にも苦痛を伴います。そこで、単純作業は機械やロボットが行い、その人にしかできない仕事に集中することができれば、生産性向上だけでなく、働くモチベーションにも繋がり、離職率低下にも貢献できます。こうした現場改善によって、食品業界全体のアップデートに繋がると私たちは信じています。

HP:https://food-town.jp/customer/index

起業家紹介

白坂 紳滋(シラサカ シンジ) Robots Town株式会社 代表取締役社長

大手菓子製造会社にて製造ラインオペレーターから製造設備管理者、製造ライン全体の管理責任者へステップアップ。
10年以上に渡り、製造ラインの重点課題管理からパート従業員の手作業工程課題改善まで製造現場で経験を積み上げてきました。

起業のきっかけ

私自身も過去に、大手食品メーカーでリーダー職を務めた経験があるのですが、現場は常に人手不足でした。求人を募集しても働き手がこない、採用しても単純作業が多いので人がなかなか定着しない、などといった問題が山積していました。
同時に、生産技術管理や新工場の立ち上げも行いました。そしてその経験から、食品工場が自動化を検討するために、実に様々な課題があることに気づきました。
人手不足を解決するために「食品工場の自動化」は、もはや避けては通れない。経営者も現場もそれを望んでいるのに、業界全体が遅々として自動化が進まない。
こうした業界に蔓延するマイナスサイクルを変え、食品工場で働きたいと思う人を増やしたいという想いから、2021年4月に起業しました。

起業までの道のり

最初は1人で起業しました。今までの食品工場での経験を生かして教育事業を立ち上げましたが、起業した2か月で売り上げは0円、活動すればするほど赤字になっていきました。「このままではまずい」とFOOD TOWN事業・営業代行事業・設備販売事業を立ち上げ、現在では役員・社員・アルバイト含め11名の組織までになることができました。
これは、目の前の人の為に・目の前の仕事を全力で打ち込んできた結果、FOOD TOWNは国内最大級の食品業界の自動化プラットフォームサービスにまで成長できたと思っています。

今後の思い

2030年までに従業員100名の会社にしたいと本気で思っています。
FOOD TOWNで食品業界の自動化を革新的に進めていく一方で、我々は常に現場第一であり、食品工場の自動化を進めることが出来る人材を育成し、現場の課題をFOOD TOWNの開発に活かしていきたいと思っています。

支援機関名