大阪の起業家
「世界でも勝負できる子どもを育てる!」子ども向け次世代教育スクール『done. Group』の運営
夢見る株式会社 代表取締役社長
重見 彰則氏
子ども向け次世代教育スクール『done. Group』を運営。
小学生の放課後を、時間の消費から、世界で通用する力を身に付けるための投資へと
従来の在り方を変える教育コンテンツを提供している。
100名以上の子ども(2歳~15歳)が各種サービスを受講している。
サービス内容
・堺市初の民間学童保育『学童保育のdone.』(http://youmemiru.co.jp/)
・アメリカ人が教える英会話教室『英会話のdone.』(http://done-english.com/)
・ロボット制作×プログラミングを学ぶロボット教室『ロボ団』(http://robo-done.com/)
・高学年向け放課後スクール『プレラ-AfterSchool,Base,Social-』(http://done-school.com/afterschool/)
ロボ団は、2014年4月に開校し1年間でイベント動員300名を突破、2015年4月段階で50名の生徒が通学する。
また、私立小学校での課外授業指導も行なっている。
2015年4月よりフランチャイズ展開を行い、2015年4月現在で3社(福岡・大分・福島)で導入されている。
- 活動紹介
・2013.11.30 大阪府主催大阪府起業家スタートアッパービジネスプランコンテストで受賞しました。
・2013.12.20 船井総合研究所教育スクールビジネス業界 特別賞(継続賞)を受賞しました。
・2014.11.28 船井総合研究所教育スクールビジネス業界 新規事業開発大賞を受賞しました。
- 大阪起業家スタートアッパービジネスプランコンテスト受賞プラン
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南大阪初の教育用レゴ・マインドストームを使ったロボット教室 事業
株式会社サンブリッジグローバルベンチャーズ賞
マサチューセッツ工科大学の研究成果を基に開発された教育用ロボット教材を用いて小学生を対象に、独自のノウハウで楽しみながら科学・技術・工学・数学を学ぶ3時間のワークショップ型プログラムを行います。複数事業をシナジー化させるノウハウを用いた南大阪初の試みです。
- 起業家紹介
重見 彰則(しげみ あきのり)
夢見る株式会社 代表取締役
1985年8月24日兵庫県生まれ。大学入学と同時に、神戸YMCAにて野外活動ボランティアリーダーとして4年間、小学生を対象とした企画・運営を行う。また、公立小学校の林間学校スタッフや学童キャンプスタッフにも従事。
将来、起業したいとの思いがあったため、経営に必要な知識を得るために、コンサルティング業務に就こうと思い、株式会社ワイキューブ入社。中小企業向け組織コンサルティングやブランディングを経験。
山田ビジネスコンサルティング株式会社入社。中小企業向け事業再生・組織再編コンサルティングを経験。
結婚を機に独立、学生時代の経験と社会人経験をもとに夢見る株式会社を設立。
- 起業のきっかけ
学生時代から漠然と将来は起業すると決めていたが、当時はまだやりたいことが見つからなかったため、コンサルティング会社で修行を積もうと就職。
結婚を機に、自分自身が夫婦共働きを希望したため、子どもを預けながら将来への投資が出来る環境(学童保育)がないかと探してみたが、自分が求めるプログラムを提供する学童保育を民間で行なっているところが地域にはなかった。
時間で換算すると、放課後4時間を1週間5日過ごすと合計20時間、これを年間にすると1,200時間になるが、一般的に、学童では、宿題サポートと自由時間で過ごすため、もっと価値的な時間にしようと思うと、別途習い事(塾)に通う必要がある。
そこで、他にいい学童がないなら自ら作ろうと決意。
学童の時間で、読み・書き・計算といった力を付けさせるプログラムの他、オプションとしてネイティブ講師による英会話、理数系の力を付けるロボット教室を導入し、単なる放課後の時間消費ではない民間学童を立ち上げた。
- 起業までの道のり
起業を決意したものの、教育業界は素人であったため、様々なスクールモデルを参考にしながらビジネスモデルや施設作りを行なった。そして、2013年4月に堺市初の民間学童保育施設「学童保育のdone.」の開校に何とかこぎつけることが出来た。
しかし、当初計画より集客数が大幅に落ち込み苦戦。資金繰りと格闘する日々の中、公立よりも高いが、子供に与える価値や笑顔、やる気といった面においてコストパフォーマンス日本一の民間学童保育品質を目指し作り上げてきた。そのお陰で、Webや口コミで生徒数が順調に増え新規事業を積極展開することが出来た。
- 今後の思い
「世界でも勝負できる子どもを育てる!」
このミッションを軸に、これまでになかった新規サービスを積極的に開発・リリースし続ける教育ベンチャーで在り続けたいと思います。
少子化の時代でも、これからの社会に必要な価値を提供し、攻め続けることで持続的成長を実現させていきます。
- 支援機関名
堺商工会議所