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高齢者が安心して過ごせるあかりを灯します!弁護士運営の身元保証サービス

2025/07/10

株式会社あかり保証 代表取締役/弁護士

清水 勇希 氏

これまで弁護士として、医療・介護分野に関わる業務に携わってきました。2023年に70代男性から「老人ホームに入所する際、老人ホームから身元保証人のサインが欲しいと言われたんやけど、ワシは頼れる家族もおらんし、先生、身元保証人になってくれへんか?」との相談を受けました。では、「身元保証」とは何か。2050年には子のいない高齢者は1000万人を超え、そのうち身寄りのない高齢者は448万人になると推計されています。このため、従来家族が担ってきた入院時・施設入所時の身元保証人の引受、亡くなられた後の葬儀手続など、いわゆる『身元保証』に関する事務を、家族が担うことができなくなっています。そこで近年、家族の代わりに身元保証事務を行う身元保証業者が激増しています。ただ、この身元保証事務に関して法規制はなく、現状、無法地帯であり、金銭トラブルも年々増加傾向にあります。私はこのような身元保証業界を変えたいと思い、『あかり保証』を創業しました。あかり保証は、弁護士、司法書士等の信頼のある専門家集団が、国が定めるガイドラインを遵守して、信頼のある身元保証サービスを提供する会社です。我々は、すべての高齢者が安心して老後を過ごすことができるよう、信頼と安心のある身元保証サービスを提供していきます。
HP:https://www.akarihosho.jp/

 

起業家紹介

清水 勇希(しみず ゆうき) 株式会社あかり保証 代表取締役/弁護士

1995年京都府宇治市生まれ。立命館大学法学部を首席で卒業後、司法試験に合格。
北浜法律事務所を経て、2022年10月にリット法律事務所を開設。
弁護士として、介護法務、医療法務、不動産法務等に注力。
2024年7月、「身元保証業界を変えたい」「身寄りのない高齢者・障害者の方に、信頼かつ安心のあるサービスを提供し、一番頼りになる存在となりたい」と思い、株式会社あかり保証を創業。 代表取締役に就任。
医誠会国際総合病院の倫理審査委員会の外部委員、株式会社エアトリの社外監査役など、医療・介護分野に注力している。

起業のきっかけ

主に、医療介護の法務を専門にやっており、その関係で老人ホームからある人を紹介されました。その人から言われたのが「先生、わたしの保証人になって」でした。よくよく話を聞いてみると、「老人ホームに入所するのに保証人が必要だ」と言われたんだけど、家族がいないから、代わりに保証人になってほしい、ということでした。
それがきっかけで、身元保証サービス事業について色々と調べました。すると身元保証業界には大きな闇(無法地帯)があることを知り、この業界を変えたいと思い、起業するに至りました。

今後の思い

身元保証サービス事業は、家族がいない、あるいは家族はいるが頼ることができない高齢者や、障がい者の方に向けて、家族の代わりに生活を支えるサービスです。現在一人暮らしの高齢者は約800万人、2050年には1,000万人を超えると推計されています。
あかり保証は、この1000万人の方の「人の保険」、家族の代わりに生活を支える存在として、信頼できる事業者となることを目標としています。

支援機関名