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大阪の起業家

Web商談の営業力を高める!AI分析によるフィードバック型社員育成ツール

2025/11/17

株式会社noah 代表取締役

實松 美咲 氏

私は会社員時代、3社を経験し、いずれも営業職でしたが、営業組織は属人的であると感じていました。よくある例としては、トッププレイヤーが辞めると売り上げが下がる、マネージャーのことが苦手だという理由で会話をしないメンバーがいるなどです。一方で、マネジメント支援は営業スタッフの進捗管理や育成に加え、目標達成のための自分の営業時間など、多くのタスクを抱えています。こうした現場の経験から、たとえマネージャーの手が回らなかったとしても自走できる組織を整えるマネジメント支援ツールとして『salesfeed』を開発しました。マネージャーがこれまで多くの時間を割いていた進捗管理を自動化し、AIからフィードバックの生成までできるため、社員の育成サポートも可能になります。弊社は「働きやすさを進化させる」というミッションを掲げ、AI(システム)と人力との2つの側面から企業をサポートし、マネジメント層もメンバー層も働きやすい環境の創出をしていきます。
HP:https://salesfeed.jp/

起業家紹介

實松 美咲(サネマツ ミサキ) 株式会社noah 代表取締役

新卒から3社会社員時代を経験。すべて営業職として従事。
新卒の会社では、営業の基礎を学ぶ教育が十分ではなく、自信をもって営業現場に立てない日々を過ごす。
会社規模は小規模から大規模の組織を経験し、その中でどこも「組織/教育の属人化」から抜けだせないという点に課題を感じ、現在の会社を立ち上げた。

起業のきっかけ

新卒で入った会社を退職する際に「起業しよう」と決意しました。
販売営業職に就いた為、店舗に配属されたもののインカムでは常に罵声が飛び交っていましたし、店舗で唯一の女性営業マンだった私へのコミュニケーションはなかなかにハードなものがありました。そんな状況に心が病み、会社の上層部に店舗移動を相談したのですがその回答はざっくりいうと「新人が文句をいうな」「あなたが笑顔だから相手を勘違いさせるんだ」など突き放すような内容でした。そのときに「社会は立場の弱い人間を守ってくれないんだ」と実感しました。自分自身を含め、一緒に働いてくれる人の社会的立ち位置をできるだけ高めてあげたい、守ってあげられるシェルターを作りたいという思いで起業し、ノアの方舟からとって会社名をnoahを名付けました。

起業までの道のり

今後まずはsalesfeedの機能拡大を図っていきます。人的支援との両立でお客様により満足していただける製品にし、その後海外展開を視野に入れています。
世界の営業マンの成長を支えるような存在をめざしていきたいです。

支援機関名