起業に関心がある方、起業支援に関わりのある方を対象に、交流会の開催を定期的に行っております。
先輩起業家や、起業を志す仲間たちとの交流をぜひ深めて下さい。
2014年4月25日(金) 19:00-21:00
起業にとって大切なこと…それはたくさんあるように思いますが、わかりやすく、ヒト・モノ・カネとよく言われます。でも、その前に大事な要素があります。それは「起業のきっかけ」です。つまり「アイデア」のことです。このアイデアは、最初は思い付きであったり、漠然としていて矛盾がたくさんあったりもします。でも、これがなければ、起業は始まらないのです。そして、このアイデアを、「起業の機会」「ビジネスチャンス」と捉え、このアイデアを軸にヒトやモノといった資源を獲得していくことが起業活動と言えます。
3月17日に行われた『ナレッジイノベーションアワード2013』で、企業の新規事業部門や大学の研究室が受賞する中で、個人で唯一受賞したのが『ミミミル』を商品開発した「ひさやん」こと久田智之さん。今回、久田さんをゲストに、受賞した『ミミミル』を商品化するまでの経緯を通じて、アイデアを実現させるためのポイントをお話し頂きます。
久田さんは、システム開発を事業とする株式会社アナザーブレインの代表取締役社長でもありますが、今回受賞した作品は、「あったらいいな」のアイデアを、多くの方に語り、協力者やアドバイスを得ながら、ゼロからのスタートで形にすることを実現させました。また、自分のシステム開発スキルを活かしながら、ものづくりに挑戦したことで、事業の可能性が大きく広がることも実感。
起業前後の方には、これからの参考にして頂けるポイントを学び取って頂きたいと思います。
1975年生まれ。現在39歳。最終学歴北野高校中退。
2000年、25歳のときに、船場センタービルで「大阪市創業支援センター あきないえーど」(大阪産業創造館事業の前身)に出会う。そこでいろいろ学び、「学歴のない身としては、社長になるしかお金を稼ぐ方法はない」との思いが浮かび、起業を決意し有限会社アナザーブレインを設立。当時、市場が開かれていて活気のあったインターネットに関係するソフトウェアの受託開発事業を軸に事業を展開。
その後、受託開発から脱却し、「自社製品で世の中を変えたい」とチャレンジ。大成功には至った開発はなかったものの、チャレンジを続ける。
今回、『IT×ものづくり』という分野が非常に注目されている中で、自身としても可能性を感じ、そのジャンルへ新たに身一つで挑戦することを決意。2013年10月19〜20日に開催された MA9 Mashup Camp 大阪(ハッカソン)で、「ミミミル」を作成し、優秀賞を受賞。その後、2013年12月 Docomo Wearable Hackathon にて、優秀賞を受賞。2014年3月 ナレッジイノベーションアワード にて、優秀賞を受賞。
対象 | 起業に関心がある方、今後、大阪起業家スタートアッパーの応募に関心がある起業家 ※対象者優先の為、お申込状況により、上記対象外の方や士業・経営コンサルタントなど当館が専門家と認める方からのお申込はお断りいたします。 |
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タイムテーブル |
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場所 | 大阪産業創造館 17階 |
定員 | 30名 |
料金 | 1,000円/名 (消費税・交流会費込み) ※当日はお釣りの必要がないようご準備ください。 |
〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町1丁目1番3号本町橋西ビル501号 公益財団法人大阪市都市型産業振興センター内
TEL:06-6271-0277(平日10:00~17:00) FAX:06-6271-0278 Email:su-info[at]toshigata[dot]ne[dot]jp 担当:松原、長川
※本事業は大阪府より委託を受けた、公益財団法人大阪市都市型産業振興センターが運営しています。